クランクケースまで割り終え
オーバーホールは完全にNGと判明

どうか
みんさん、他人の不幸として笑ってやってください(T.T)

で、
ただのスクラップ、部屋のインテリアにするのはモッタイナイ

組み立ての練習教材として活かします(^_^)v

題して
『「カブ110・JA07(MD/Pro)オーバーホールに挑戦!」
は、ダメだったけど、組み立ての練習の時間ですよ!』


「また、シリーズなんかい?」

という声も聞こえて来そうなので
今回は完全読み切りダス!

それでは、はじまり、はじまり~



組み上げの練習
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ベアリング
は古い物に戻し
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ここはネジロック剤塗布して締め付け

キックスタータースピンドル取り付け
スプリング2ヶを所定の溝にはめ
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シャフトを回しながらスピンドルを嵌める
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このとき、締めすぎて
カラーを割らないように!
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スナップリングを取り付けて終了

ミッション取り付け
各ギヤとシフトドラムにエンジンオイル塗布
メインシャフト、カウンタシャフト、シフトドラムを組み付けて
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クランクケースに取り付け
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カウンタシャフトのロックプレートと
シフトドラムの溝を合わせる

カムチェンガイドスプロケット取り付け
L.クランクケースに取り付け
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スプロケの面取り側を
スピンドル側へ!

クランクケース合わせ面を
オイルストーンで修正(今回は割愛)

液ガスを塗布し取り付け(今回は割愛)

ボルトを対角に2,3回に分けて締め付ける
1本だけ長いボルトがあるので注意!
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カムチェーン取り付け

テンショナー関連取り付け

スタータリダクションギヤ取り付け
摺動部にモリブデンオイル塗布

ニードルベアリング取り付け
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キー溝とウッドラフキーを合わせ
フライホイール取り付け
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ワッシャ、ホイールナット取り付け
40N・m

ギヤシフトアーム取り付け
ギアシフトカムプレート取り付け
ネジロック剤塗布
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シフトドラムストッパーアーム取り付け

メインシャフト、クランクシャフトに
各カラーを入れる
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遠心クラッチアウター
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遠心クラッチ
マニュアルクラッチ
オイルセパレートプレート
の3点をAssyで取り付ける
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みなさんも言っているように
コレがけっこう面倒かな?

今回はエンジンを下ろした状態なので
比較的簡単だけど
フレームに取り付けたままだと
難儀するかも・・・・?

最後はちょっと手抜きですが
L・Rの各カバーを取り付けて
腰下は終了


腰上は本番で!
クランクケース両側のパーツを外したので
最後にクランクケース割ります

各所のボルトを抜いて
ゴムハンマーで叩きます

思っていたよりも
あっさり割れました!
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ミッション関連外して
洗浄後、確認

メインシャフト
4速ギアのドッグが削れています
ワッシャーが2つも足りません。
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カウンタシャフト
こちらは問題なさそう
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シフトドラム
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シフトフォーク
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メインシャフト側のシフトフォークも
こんな感じに削れています。
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期待はしていませんでしたが
「2速抜け対策パーツ」
ではありませんでした。
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そして、2速抜け車両にある
4速ギアのドック摩耗
シフトフォーク摩耗が
見本のようにバッチリ!
って・・・・・

でも、ミッションの構造が
とてもよく分かったので
”良し”とします

クランクケースを見てみると・・・・
ベアリングが1つ交換されていますね
しかも、両側シール?
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??

???

よ~く見ると
ベアリング右側が欠けています

ハイ、

THE END!

再起不能!



ここまで来たらもうヤケです

ついでなので、
キックスターター外します
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で、折角なのでバラシます。
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フムフム
こうなってるんですね~

カムチェンガイドスプロケットと
スピンドル外します

・・・・・?

カムチェンガイドスプロケットの
内側金属部分とその周りの樹脂部分が
剥離していて空回り
外せません
ウォータポンププライヤー使って
二人がかりで何とか外せました ヤレヤレ

こんな状態
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これでは、カムチェーンの動力が
オイルポンプに繋がっていませんね!
オイルポンプが回っていなかったんですね~
オイルが循環せず、高温に?
各所の焼け具合は
これが原因だったのかな?

もう結論は出ていますが・・・・

ミッションベアリングの確認
指を突っ込んでグリグリ回してみます。
ゴリゴリ感が半端ない!
ベアリングも交換ですね!

試しにベアリングを抜くと

ベアリングが外れた痕があります・・・・ヤレヤレ
それで、ケースも欠けた?
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プーラー使って
ベアリングを全て抜きました
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練習のためにベアリングの挿入

新品ベアリングを冷凍庫で冷やし
その間、クランクケースは
電気高温器で温め
設定温度は100℃にしました!

金属の収縮・膨張を利用して
工具なしで挿入完了!
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もちろん、これもネットで事前学習

クランクの確認
ガタはありません
シャフト・・・・
フライホイール側
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ナメてます

軽くタップをあてましたが・・・・
ここは40Nのトルクで締めるところ・・・・

クランクも使用不可

最悪な結末・・・・・

ストックにも出来ません

パーツを交換して
なんとか復活させようと思っていましたが
オーバーホールは完全に諦めました トホホ


組み立ての練習エンジンとして
有意義に活用します (T.T)
こちら側はクラッチ関係ですね

オイルストレーナーはゴミが溜まっていませんね~
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洗ってみると・・・・(@_@;)
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ヤバイです!
全く役割を果たしていません。


オイルフィルタロータカバー外します
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他の方ブログを見ると
ここにスラッジが溜まっているようですが
殆どありません。
少し前に開けたのでしょうか?

ロックワッシャーの爪をおこし

ロックナットをロックナットレンチで外します

ロックナットがナメています  ヤレヤレ
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遠心クラッチ側
遠心クラッチドラムの内側
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かなり深くスジ状に削れています。
オイルストレーナーが用をなしていなく
スラッジや金属片で削れたのでしょうか?

これも使用不可ですね
洗浄してバラします。

スナップリング外して
構成部品はこんな感じ
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クラッチインナーには
たくさんのスラッジ

クラッチウエイト

Eクリップを外すのに一苦労
マイナスドライバー2本を使用して
なんとか取り外しに成功!

スプリングシートとフリクションスプリングの
間にはたくさんのスラッジ
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ダンパーラバーも硬化して変形
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「千葉の千太郎さん」
「暁さん」
情報によれば
コレがカチカチ音の原因
ということもあるそうです。φ(.. )



マニュアルクラッチ側
クラッチセンタとプレッシャプレートは
かなり削れて段付き摩耗
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内側のギア部分もナメた感じ!
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クラッチディスクは
金属が見えている部分もあったり・・・・
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金属と金属で繋いでいたようなものですね

使用不可


オイルポンプ
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インナーとアウター
位置あわせをするポンチマークも
わからないくらい削れています
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オイルポンプも使用不可?

底なし沼に沈んでいくような気がします。

ギアシフトリンケージ
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ココの6角が固く締まっていて
インパクト使ってやっと外せました。

ギアシフトカムプレートを外します
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こんな薄いプレートで
小さなピンを引っかけて
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ギアシフトドラムを回していたんですね

ギアチェンジは蹴ったりせず
優しくするように心に誓いました。

さて、いよいよクランクケースに!
カバー外しました!

カバー&ジェネ
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フライホイール側
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バンドホルダーでフライホイール押さえ
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(よくネットで見かける写真です)
フライホイールナット外します。
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インパクトで一気に抜けるそうですが
丁寧に回してみます
けっこう固く締まってました(^^ゞ

次にフライホイールプーラーで
フライホイールを外します。

このためにネットで購入しました(^_^)v
¥1500くらいだったかな?
JA07用のフライホイールプーラーは
「M28-P1.0」
です。
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テンショナー関連を外します

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テンショナー関連パーツは
すべてカッチ、カッチに
硬化していました。

JA07だけでなく
FIになったカブは
”ここ”が弱いですね!

凹んだり削れたりするくらいは
まだマシな方
最悪の場合、
硬化して割れたり、
剥離したりする
こともあるようです。

要チェックですよ!
爪を立てて跡が残らないようなら
硬化しているので
要交換!

カムチェンガイドスプロケットは
一応、クランクケース割らないと
外せないので、そのまま。
(専用工具?でクランク割らなくても
 外すことが出来るようになります)
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ヘッドのバラシと洗浄、計測が終了したので
ヘッドのカーボン除去等をやってみます。

ネット情報によると
カーボンを落とす薬剤として
 サンエス メタルクリーンα
 WAKO'S リムーバ強力タイプ
 ヤマハ キャブクリーナー

などがあるようです。
カーボン落としの効果は
下段の物ほど強力らしいです!

で、
「ヤマハ キャブクリーナー(泡タイプ)」
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を購入して実施

シューッっと吹き付けてしばらく放置
その後、ブラシでゴシゴシ

おもしろいようにカーボンが落とせます
何度か繰り返して
こんな感じ!
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綺麗になると嬉しいですね!

次にバルブ

バルブは燃焼室側の堆積物を
カッターで削ぎ落とします。
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次にステムにガムテープを巻き
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ドリルに取り付けて回転
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オイルを付けた耐水ペーパーで
カーボンを削り取ります。

自信が無いのでバルブシート面は
やりませんでした。
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コンパウンドとオイルを混ぜた
ウエスで仕上げ
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綺麗になりました! 
感動ものです♪

最後に
バルブの摺り合わせ
タコ棒をネットで購入
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¥1000ちょっとだったかな?

シート面にコンパウンド付けて
数回叩いて、押し回し
・・・・・
これの繰り返し
コンコン、クルッ!
コン、クルックルッ!
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少しずつ、少しずつ
摺り合わせ面が出来てきます
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楽しいかも?
いやッ、楽しい!

1時間くらいはやったでしょうか?
仕上がりはこんな感じ
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この程度で良いのかは
素人には分かりませんが、

削り過ぎも良くないかも知れないので
いったん終了!


続いて
ベアリングが”取れた”カムシャフト
モノタロウで同一のベアリングを購入
因みに
NSK 6001Z ¥266
でした。
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新品ベアリングを打ち込もうとしたら
デコンプレッサカムの
ローラーとスプリングが
飛び出てきて、じゃじゃじゃじゃ~ん!
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かなり焦りました

一方向にしか回らない仕組みとして
このような構造になっているんですね
他に
遠心クラッチアウターや
フライホイールなど
同様の構造になっていました。
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良くできています!

ローラーとスプリングが飛び出さないように
間に挟まっているワッシャーで
押さえながら打ち込んで完成
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苦労しました!

JA07の場合
カムシャフトはASSYで交換するようです

ヘッドを組み上げられるかな?